YouTubeにてDMC-1Pがうつっている動画を発見しました

namonakihimazin | 2017/2/19 00:33
1992 Roppongi to Yutenji Etc 六本木駅-祐天寺駅 920126

07:47~08:16

投稿者の方は長く日本に住んでいらっしゃるライルさんという方で、主に1990年から1993年までの東京を撮影した動画を数多く投稿されているのですが、この方の動画が好きでいくつか視聴している最中に偶然気づきました。
1分も満たない動画ですが本体が大映りしていて偶然とはいえ今となっては大変貴重だと思います。また他のライルさんの動画でもDMC-1Pに似た形の公衆電話がうつりこんでいる動画を見たことあるのですが、ここまで詳細に撮影しているのは気づいた限りこの動画だけです。液晶パネルがあまりうつっていないのが唯一の残念。

撮影された場所には現在も公衆電話が存在しており、当チズにもマッピングされています

東急祐天寺駅内東口前
http://www.telmap.net/map/121513

マッピングされた2009年当時はDMC-6Cが設置されていたようです。ストリートビューで見ると現在はDMC-8Aになっています。なお、電話ボックスは動画が撮影された1992年当時のままかもしれません。ただしテレカ自販機がなくなっているのが確認できます。動画が撮影された当時はボックスが2台確認できますが、その後のストリートビューやマッピングで投稿された画像を見ると、後年にボックスが1台増設されたようですが、2016年2月撮影のストリートビューでは増設されたボックスがなくなっており、元の2台に戻っています。

気になるのが本体前面の色。以前ていしん博物館でもらった資料やこちらのブログで投稿されたDMC-1Pの写真では本体前面が白いのですが、動画でうつっているのは画質を考慮しても白くはありません。実際に見たことがないので分からないですが、写真などにうつっているのは試作品なのかそれともDMC-1Pにもいくつか系統が存在したのか気になるところです。

最後にこちらもどうぞ。もはやこの光景は今となっては災害発生時しかみることが出来ない。

1990 地下鉄の公衆電話 Public Telephones in the Subway in Ginza 900402

コメント (3)

東京メトロ6000系
DMC-1P動画の発見おめでとうございます!この動画はとても貴重な資料ですね。

この本体前面の色は初めて見ました。
DMC-8Aやグレ電での音声ガイド(「カード度数は○○度数です」や「ありがとうございました。カードをお取りください」)の有無や、DMC-4Aの国際通話のステッカーの有無などと同様に、いくつかの系統が存在したのかもしれませんね。

この液晶パネルはどのような表示をしていたのかな~と、私もとても気になりますね。いつかうつっている映像が見つかるといいですね。

この動画の8:12のところで、カード返却時のブザーを聞くことができますね。
DMC-5C・6C・7C・8AとMC-3P・4P・5Aは返却時のブザー回数は4回ですが、このDMC-1Pは3回ですね。DMC-2C・3C・4Aも3回ですが、こちらはDMC-7Aなどと同じ低めの音質となっているため、このMC-3Pなどと同じ高めの音質の3回タイプは初めて見ることができました。
当方では、MC-1P・2Pの返却ブザーの回数も3回だと聞いているので、DMC-1PとMC-1P・2Pは同じ音なのかもしれませんね。
namonakihimazin
グレー公衆電話の愛好家さん、コメントありがとうございます。

DMC-1Pもおそらく系統がいくつが存在したと思うのですが、とにかく残っている資料などが少なすぎてわからないことが多いです。過去に逓信博物館(閉館済み)と門司電気通信レトロ館に行ったことがあるのですが、いずれもMC-1PNは展示されていましたが、DMC-1Pに関してはあまり説明がなかった記憶があります。しかし逓信博物館でもらった「電話機のうつりかわり」というガイドブックにはDMC-1Pを正面から撮影したカラー写真が掲載されています。こちらのNTTのサイト上にある「公衆電話機のうつりかわり」というガイドブックの写真とほぼ同じですが、逓信博物館のガイドブックはかなり前に作成したのか1990年までしか記載されていません。
http://www.ntt-east.co.jp/databook/d...

ちなみに、公衆電話チズのブログで過去にDMC-1Pが取り上げられています(http://www.telmap.net/blog/214063 ) こちらによるとDMC-1PNというらしいです。

ブザー音はあまり意識していませんでしたが、機種によって回数が異なるのは初めて知りました。MC-3Pも系統によって回数が違うのかもしれないですね。前にMC-1PNの返却音を収録したので確認したところ4回でした。今後、音声のみでよければYouTubeなどで公開しようかと思います。

DMC-1Pに関する情報がここまで少ない理由に設置台数の少なさ(期間?)が関係していると思います。前述した「公衆電話機のうつりかわり」のガイドブックの説明を見るとディジタル公衆電話機(DMC-1P)は「平成2年3月からISDN回線を使ったディジタル公衆電話機がお目見えした。」そして新型ディジタル公衆電話機は「平成3年10月から、従来のディジタル公衆電話機に新たな機能を追加し、デザインも一新した。」と説明が書いてあるのですが、わずか1年と半年で新型ディジタル公衆電話(おそらくDMC-2P、今のグレ電)が登場していることから設置された数はほとんどなく資料も少なかったと思います。対して初代アナログ公衆電話のMC-1PNなどは後で大問題となる偽造テレカの概念がない時代に制作されたので、徐々に置き換えられました。しかし元々の設置台数が多かったせいか博物館などに展示する余裕があるみたいです。しかしDMC-1PはNTTも実機は保存していなのではないでしょうか。DMC-1Pが偽造テレカに全く対応されておらず、今のグレ電に急速に置き換えられたというのはちょっと考えすぎなのか(苦笑)

最後に、資料などに掲載された写真はもしかしたら試作機なのかもしれません。単純に前面が真っ白だと汚れが目立つので。実際に設置されている動画を見るまではわかりませんでしたが。
DMC-1Pはほとんど情報がないので、とても貴重な資料だと思います。
確かなことはわかりませんが、DMC-1Pの色の違いはMC-3Pシリーズ等と同様に、国内専用か国際電話対応かの違いによるものだと考えられます。
こちらがMC-4PNK-I 国際電話対応の例です。
http://www.telmap.net/map/22271
私の記憶だとMC-1PシリーズとMC-2Pシリーズの返却ブザーは、カードを抜かないと鳴り続けていたと思います。MC-3Pシリーズが登場した当時、カードを抜かないのに鳴り止んでしまったら取り忘れの原因になると思っていたからです。
ちなみMC-1PシリーズとMC-2Pシリーズのカードの返却方法は他とは違います。上のカード挿入口に表を上にして矢印の向きに挿入すると、公衆電話機の中をぐるっと半周し、下の返却口から裏が上になり矢印の向きに返却されます。